シリーズB調達の舞台裏:株式会社HQが語るファイナンス戦略とFlex Capitalの活用
Flex Capitalのベンチャーデットを活用いただきました株式会社HQのコーポレート部 部長の高橋様にインタビューをしました。
株式会社HQについて
HQは「テクノロジーの力で、自分らしい生き方を支える社会インフラをつくる」をミッションに掲げ、数十年変化がない福利厚生産業の変革を目指しているスタートアップです。
- コーポレート部 部長 高橋圭吾様
- 有限責任監査法人トーマツで監査業務を経験後、株式会社GENOVAにおいて、8年弱管理全般業務に従事。その後、株式会社Cake.jpにて執行役員管理本部長として人事、総務、法務、経理、財務を管掌。公認会計士準会員
ーHQへジョインされた背景をお伺いできますでしょうか?
HQ高橋さん:
私自身がベンチャー企業の管理部門を担当していた際、福利厚生の導入を経験しましたが、違和感を感じながらも、場当たり的に導入をしました。そんな中、代表の坂本が語る福利厚生の「あるべき姿」のビジョンを聞き、私が感じていた課題感や違和感が払拭されたのが衝撃的だったからです。
またHQが持つビジネスモデルとその可能性にも魅力を感じました。福利厚生は、企業と従業員をつなぐ非常に重要な要素です。それを適切に活用することで、組織の持続可能性を高め、従業員が安心して働ける環境を作る。この理念をHQで形にできると確信し、入社を決めました。
コーポレート機能として「組織の成長」に貢献できるか
ー 管理部門の立ち上げを多数ご経験されている中でコーポレート機能の役割についてどのようにお考えですか?
HQ高橋さん:
コーポレート機能の一番の仕事とは、組織の持続性を高めるために、「ヒト、モノ、カネ」を整えることであると思っています。この旗振りをしつつ、組織が成長し、永続するために、管理部門としても機能し続けていくことが大事であると思っています。
Flex CapitalとシリーズB調達について
年始よりスタートしたシリーズB調達の動き
ー Flex Capitalとの出会い、またその当時の調達の状況などお聞かせください
HQ高橋さん:
HQでは2024年内にシリーズB調達を完了させることを目標のひとつに掲げ、年初より活動をスタートさせていました。ただ昨今のエクイティの調達環境を考えると、条件面・タイミングともに不透明感が強いため、資金面についてはさまざまなシナリオを検討していこうと決めていました。
その保守的なシナリオの1つとして、シリーズBの長期化に備えるべく、一定のランウェイを確保することを目的でデットファイナンスによる調達の検討・交渉を進めていました。その際に巡り合った1社がFlex Capitalでした。
ーFlex Capital以外の選択肢についてはいかがでしたか?
HQ高橋さん:
Flex Capital以外も複数社とお話しをさせていただき、最終的に数社に絞らせていただきました。
スピードと対応の柔軟性
ー Flex Capitalをご利用いただき、実際にいかがでしたか?
HQ高橋さん:
Flex Capitalを利用して感じたのは、やはりそのスピードと柔軟性でした。資料提出から条件提示が迅速で明確だったことは、非常に大きな安心材料でした。また私たちの相談に対しても柔軟かつスピーディーに対応してくれる姿勢も素晴らしかったです。他社にはなかなか見られない特徴だと思います。
シリーズB調達および事業開発に向き合うことができた
ー弊社からの支援後、貴社への影響はどのようなものでしたか?
HQ高橋さん:
やはり資金面でのバッファができたというところは良い影響でした。弊社を含め、スタートアップ企業は常に日々の資金繰りを意識しながら、緊張感を持って経営する意識を持つことが重要であると思っています。一方で、そこに意識のフォーカスが当たり過ぎてしまうのも良くないと思っています。今回融資を実行いただき、ランウェイに余裕が生まれたことで、より戦略的なシリーズB調達の検討・交渉に集中できるようになりました。また、シリーズB調達の観点でいうと事業開発スピードや実績が大事になってくるのですが、それらに向き合う時間が確保でき、事業の進捗を伸ばすことができたと実感しています。
ー貴社の事業成長の一助となり、大変嬉しく思います!ありがとうございました!
HQの今後の事業展望「EX(Employee Experience、従業員体験)プラットフォーム構想」
ー 今後の展望などについて教えてください
シリーズB調達のリリースにもある通り、「EX(Employee Experience、従業員体験)プラットフォーム構想」を実現させるべく、2026年までに7つの新製品をリリースしていきます。
- ■ 新しい福利厚生のHQ、20億円のシリーズB資金調達を実施。同時に7つの新プロダクトを発表
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000089608.html
株式会社HQは、「福利厚生をコストから投資へ」をビジョンに掲げ、「福利厚生産業の変革」を目指しており、創業期を切り拓く仲間を募集しています。
2021年3月に創業し、同年11月に初のサービスとしてリモートワーク特化型福利厚生「リモートHQ」をローンチしました。2022年4月には、初の外部資金調達も実施、2022年11月にシリーズA資金調達7億円も発表しました。そして2024年4月、満を持して、次世代福利厚生プラットフォーム「カフェテリアHQ」をローンチし、総合福利厚生スタートアップへと進化しました。
今こそ、日本の働き方、そしてかけがえのない個人一人ひとりを支える社会システムに、変革を仕掛けるタイミングだと感じています。
私たちの目指す挑戦は、長期にわたる壮大なものです。社会を変えていくために、素晴らしい人材の参画が何より大切です。私たちと共に産業変革に挑戦したいとお考えの方は、ぜひカジュアル面談にご応募ください。
- 審査の申し込み、30分の無料相談はこちらからお問合せください。
- 運営会社:株式会社Fivot
- 法人向け資金調達サービス:Flex Capital