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Flex Capital、支援累計100億円突破──スタートアップの挑戦に寄り添うこれまでとこれから

*本コラムは2025年6月3日(火)に公開されました以下のnoteの内容を転載したものです

目次

はじめに

こんにちは。スタートアップのためのデットファイナンス「Flex Capital」で事業責任者をしている太田です。
本日、Flex Capitalによるファイナンス支援の累計金額が100億円を突破したことをお知らせします。
この100億円という節目は、お客さま、支えてくださったパートナーの皆さま、そして日々サービスを磨き続けてくれているチームメンバーのおかげです。
Flex Capitalに関わってくださったすべての方に、心より感謝いたします。
節目となるこのタイミングで、これまでの振り返りと、これからに向けた想いを少しだけ記そうと思います。

アーリーステージスタートアップに資金調達の選択肢を

Flex Capitalでは、アーリー〜ミドルステージのスタートアップを中心に、ベンチャーデットやRBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)を提供しています。
スタートアップ企業にとって、創業融資や保証協会付き融資での調達後、しばらくの期間、デットでの資金調達手段は限られています。
そんな「デット調達の空白期間」にも、私たちは積極的に資金提供を行ってきました。
これまでに支援させていただいた企業は270社以上。多くがアーリーステージの企業です。
その中には、大きな成長を遂げた企業も多く、「あのときの融資があったから今がある」と言っていただける機会があることは、支援者として何よりの喜びです。

なぜFlex Capitalが選ばれているのか

せっかくの機会なので少しだけ、自分たちの強みを振り返ってみます。
私たちは「スタートアップにとって本当に使いやすい金融サービスであること」を意識してサービスを作っています。
大事にしていることは主に3点あります。

1. スタートアップの時間軸に合った審査スピード

Flex Capitalでは、審査結果を原則10営業日以内にお伝えしています。
事業をスピーディーに成長させることが何よりも大切なスタートアップにとって数ヶ月のタイムラグは致命的です。
たとえ審査の結果が否であっても、「早くわかる」ことが意思決定にとって大きな意味を持ち、次のアクションに繋がります。

2. 借り手側の負担を最小化

私自身が前職のスタートアップで資金調達を担当していた時、「審査にかかる手間」が大きなハードルでした。
何度も同じ説明を求められたり、専用の資料作成に時間を取られたり…。
Flex Capitalでは、API連携などを活用して、既存の会計データや入出金情報を提出いただくだけで審査が進む仕組みを整えています。
実際に10分以内に提出を完了されたお客さまもいらっしゃいます。
CEOが調達も兼務するケースが多いアーリーステージにおいて、「事業に集中する時間をつくる」ことでスタートアップの成長に貢献できるのも私たちの提供価値だと考えています。

3. スタートアップにとって本質的に意味のある条件設計

これは少し見えにくい部分ですが、私たちが最もこだわっている点です。
融資の目的は、多くの場合「次の資金調達に向けて、ランウェイを延ばす」ことになります。
そのため、私たちがご提案する融資は、原則としてランウェイを超える期間に設定しています。
また、コベナンツもシンプルで使いやすい設計を心がけています。

サービスの進化とこれから

スタートアップのニーズは多様で、成長とともに変化していきます。
そうした変化に対応するべく、Flex Capitalもサービスの幅を広げています。
直近では、請求書立替型の資金調達サービス「Flex Capital Invoice」をリリースしました。
売上に先行して発生する広告費や仕入費、季節変動による資金繰りのギャップなどに対応したもので、スタートアップだけでなく中小企業の方々にもご活用いただいています。
今後も、お客さまのリアルな声をもとに、柔軟で使いやすい資金調達手段を増やしていきたいと考えています。

「挑戦」を支える金融サービスを

Flex Capitalでは、アーリー〜ミドルステージの企業を中心に、事業成長を支える資金を提供しています。
私たちのお客さまは、「社会の不を解決する」「新たな産業を生み出す」──そんな意志をもった企業ばかりです。
Fivotのミッションは、「新しい産業構造に、新しいお金の流れを」つくること。
急速に変化する社会の中で、時代に合わせたサービスを作り、挑戦する企業・起業家にとって頼りになる存在でありたいと思います。
スタートアップと共に、成長を支え合いながら、より良いスタートアップエコシステムを共創していければと考えています。

  • 太田 拓人
  • 2022年7月にFivotに入社。Flex Capital事業の責任者として営業やプロダクトマネジメントなどを幅広く担当。当社入社以前はLAPRAS株式会社にて執行役員CSOとしてコーポレート部門を管掌し、資金調達や経営企画を担当。さらにそれ以前はブティックファームや株式会社リクルートにて勤務。

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